「愛犬と幸せに暮らす健康バイブル」その2
今回はさらに長〜い記事になっていますので、
お手すきの際にご覧くださいませ〜

・手作り食(生食)について
手作りごはんのよさは、毎日異なる食材を与えることで、
1週間あるいは1ヶ月という長いスパンで栄養バランスを考えられること!
完璧な栄養バランスなんて目指していると長続きしない、
たまにはすっごく手抜きの食事があってもいいんだ、と
著者は繰り返し述べています。
とにかく、精神的・金銭的に無理をしないで、
飼い主が楽しく続けることが大切だということです。
なぜ生食がいいのか、なぜ加熱してはいけないのか?
実はこの本では理由が明記してありません。
きっと、この著者のほかの本でさんざん述べられているからでしょう。
わたしは、できるだけ出版日の新しい本を選んで購入したので、
本村さんや須崎さんのように
すでに多くの本を出版されている場合、
その主張をきちんと捉え切れていないかもしれません。
手作り食(生食)に切り替えると、わんこに様々な変化が生じるようです。
1. 糞便の量が減る(食事内容によって変化する)
2. 水を飲む量が非常に減る
3. 穀類を取らないことでスマートな体型になる
4. 犬臭さがなくなる
4. の「犬臭さがなくなる」ですけど、
手作り食にすると2、3ヶ月に1回のシャンプーで充分になるんだとか。
著者の飼っている10歳のラブラドールは9年間シャンプーしていないけど、
未だに不快な臭いを発することはないと言い切ってます。
まあ、どれくらいの臭いで不快と思うかは個人差が大きいので、
何とも言えないですよね〜

前回紹介した「愛犬のために作るほんとの手作り食!」では、
生肉はわんこにNGだと書いてありました。
でも、この本の著者である本村さんは生肉を勧めています。
人間の胃の中のpHは4前後だけれど、
犬の胃はpH2とさらに強い酸性なんだそうです。
そのため、肉に付着する細菌は殺されてしまうということです。
また、この強酸のために大きな骨でも
数時間程度で胃の中で消化されてしまうのだとか。
ただし、穀物主体の市販フードに慣れてしまったわんこでは、
上手く消化できなくなってしまっている場合もあるようです。
その場合は、無理に生肉や生骨を食べさせない方がいいですね。
食事の内容は、基本的に生肉、生骨、内臓、そして野菜や果物です。
穀類は与えなくてもよい、というのが著者の主張です。
もちろん、糖質を多く含む食材を加えてもよい場合があって、
たとえば、生肉だけでは痩せてしまう、ドッグスポーツなど運動をよく行う、
生肉を上手に消化できないなどの場合です。
野菜は、アブラナ科(白菜、キャベツ、ブロッコリー、水菜など)
から1種類、ウリ科(キュウリやゴーヤなど)から1種類
というように野菜を分類して与えたり、
野菜の色(赤、緑、白など)を工夫すると
バランスよく栄養摂取できるそうです。
また、スプラウト類は栄養価が高く消化吸収もいいので、
少量でも十分効果があるそうです。
野菜は体にいいしカロリーがほとんどないからと、
ついつい与えすぎてしまいがち。
でも、実は注意が必要なんです。
肉類や卵は尿を酸性にする成分を含んでいるけれど、
野菜や果物などは、基本的に尿をアルカリ性にしてしまいます。
なので、与えすぎると膀胱炎やストルバイト結石を引き起こす場合があると
著者は指摘しています。
膀胱炎やストルバイトに悩んでいる飼い主さんは、
野菜の量に注意してみてくださいね。
(ただし、ビタミンCの摂取は大切です。
これについては、次回の本の紹介で触れたいと思っています)
食材の与え方なんですけど、
以下の記述を読んで「え〜っ、そうなの〜?」って思いました。
「肉類や穀類は1日1種類に限定した方が身体への負担は軽減される」
つまり、鶏肉と牛肉を混ぜて与えたりとか、
朝に鶏肉、夜に牛肉を与えたりとかしない方がいいということ。
今日は鶏肉の日、明日は牛肉の日、というふうに
1日単位で与えた方がいいんだそうです。
・・・ほんまかいな???
少なくとも、人間はこんな食べ方はしないですよね。
こんなんじゃ「1日30品目」なんて絶対取れませんから〜!


・食事の仕方について
食事の際に、食器を台の上にのせて食べてるわんこって
どれくらいの割合になるんでしょう?
頭を下げて物を飲み込むより、
できるだけ頭を下げないで食べる方が
わんこの体に負担がかからないってよく聞きますよね。
でも、この著者によれば、食事台の使用はNG!
床に直接ではなく台にのせた状態でごはんを食べた方が、
胃の中にたくさんの空気を入れることになるんだそうです。
その結果、胃捻転を引き起こしやすくなるという報告があるそうです。
そして食後ですが、
消化を促進させる意味でも最低2時間は遊びや運動を避けること。
消化管の働きは、副交感神経(リラックスしているときに働く神経)が
働いているときに活発になるから、ということです。
あらら〜

よつばは、食道の動きがよくない疑いがあるので
できるだけ食道内を食べ物が通りやすいよう、
高い位置に食器を置いて食べさせるようにと病院で言われています。
確かに、床に食器を置いて食べさせていたときと比較して、
ゲップをする割合が多くなったかな?
じゃあ、やっぱり空気をたくさん飲み込んでるのかしら・・・?
それに、食後は消化管を刺激するためにも
散歩程度の運動をした方がいいよ、とも病院で言われました。
走ったり跳んだりの激しい運動がNGなのは分かるけど、
散歩程度の運動もダメなのかしら?
う〜ん、難しいですね

あと、この著者の主張として「絶食」が挙げられます。
1日おきに食事を与えることができれば、一番野生に近い状態。
だから、絶食を取り入れた与え方が最も理想的なのだとか。
絶食に対して飼い主がネガティブな気持ちを持っていたり
わんこが胆汁を吐いたりといった問題がなければ、
定期的に行った方がよい、と。
その理由が、わたしにはよく分からないんですよねぇ。
「手作り食でも知らないうちに
さまざまな有害物質を体内に取り込んでいるから」
ということなんですけどね。
絶食をすると体が活性化されると言うんですけど・・・
そりゃね、野生の状態では
毎日獲物にありつけるわけじゃないですよ。
絶食したくなくても、食べる物がない日があるわけです。
だからって、絶食が体にいいって言えるのかなぁ?
少なくともよつばの場合、
1日2食でも朝方に胆汁を吐くことがあります。
それを避けるために、
今は2食+α(夜食)にしているくらいです。
22時ごろに少しフードを与えるようにしてからは、
朝方に吐くことはなくなりました。
こんな調子じゃ、絶食はちょっと無理ですねぇ・・・

・その他、取りたい栄養について
老犬の食事についてはどうでしょう?
以前は、老犬の食事は低タンパク質にすることが
重要だと言われてきたそうです。
でも、現在では、子犬のころと同じくらいの量の
タンパク質が必要だと意見が変わってきているそうです。
健康な老犬であればタンパク質の制限をする必要はないのに、
老犬用ドッグフードは低タンパク質になっている製品がほとんど。
なので、フードを選ぶときは
極端にタンパク質の量が少ない製品は避けることが大切なようです。
例外は、腎疾患や肝疾患を患っている場合で、
低タンパク質の食事を与える必要があるので注意しましょう。
アレルギー性皮膚炎などがある場合は、
腸に効果のある食材を取り入れるといいようです。
炎症を抑える働きのあるビタミンCとフィッシュオイル。
腸に効果のあるビタミンAは、
特に動物性の食材(内臓類や卵)から得られるものがよいそうです。
関節炎には抗酸化物が豊富に含まれる食材が効果的。
なので、緑黄色野菜を積極的に与えるといいようです。
ただし、ナス科の野菜(ナス、トマト、ピーマンなど)は
レクチンという成分が含まれているため、
炎症を悪化させる場合があるので控えること。
メカブなどの海草類、納豆、山芋、オクラなどにはコンドロイチンが豊富。
骨付きの鶏肉、豚足、魚の皮などにはコラーゲンが豊富。
これらの食材と一緒にビタミンCも取るといいんだとか。
そして、著者がオススメする食材とは・・・ナマコ!
ナマコはビタミンとミネラルを供給し関節と骨を強化してくれ、
さらにコンドロイチンも豊富なんですって。
う〜ん、ナマコって近所のスーパーに売ってたっけ・・・?

・サプリメントについて
栄養は、できれば肉や野菜などの食材から取りたいもの。
でも、難しいことだってありますよね。
そういうときはサプリメントを上手に使いましょう!
・・・っていうことなんですが。
アレルギーを起こしやすいコの場合は、
錠剤になっているタイプは様子を見ながら与えましょう、とのこと。
錠剤には有効成分以外に
様々な添加物が用いられているからだそうです。
近年の研究では、犬はオメガ3脂肪酸のリノレン酸を
体内でEPA(エイコサペンタエン酸)や
DHA(ドコサヘキサエン酸)に変換できないという意見が
多く聞かれるようになってきたそうです。
EPAやDHAは、認知症の改善やアレルギーの原因となる炎症を抑えたり、
皮膚や被毛の状態をよくする、ガン細胞の増殖や転移を抑制する、
腎臓の働きを改善するなど、重要な働きをしてくれます。
オメガ3系脂質源としてフラックスシードオイル(亜麻仁油)が
よく知られていると思いますが、
より直接EPAやDHAを摂取できるフィッシュオイルを
利用する方がいいのかもしれませんね。
ビタミンCは犬の体内で合成できるので、
犬には必要ないと言われてきました。
でも、犬の体内で合成されるビタミンCの量は
ほかの動物種に比べて極端に低いので、補ってやる方がよいとのこと。
精神的、肉体的ストレスによっても
ビタミンCは大量に消費されるので、
そういう意味でも補ってあげた方がいい、とも。
過剰に摂取した分はオシッコとして排出されるので、
取りすぎは心配しなくても大丈夫ですしね。
お肌ツヤツヤになるという、女性に人気のコラーゲン。
わんこにとっても、被毛にいいとか聞きますよね。
関節のサポートも期待できます。
コラーゲンには様々な種類があって、
分布や性質によって20種類以上に分類されます。
I型コラーゲンは皮膚、靱帯、腱、骨などに分布し、
II型コラーゲンは関節軟骨に多く分布し、
軟骨を構成する主成分となっています。
一般的に、食事中のコラーゲンは
消化器でアミノ酸レベルまで分解されてしまいます。
これに対し、鶏の胸部軟骨を原料とした非変性II型コラーゲンは、
ほぼそのままの形で小腸に届くことによって、
非常に効率よく体内で利用されるのだそうです。
・・・前半は、うんうんとうなずきながら読んだんですけど、
非変性コラーゲンについては・・・???
そのままの形で小腸に届いたあとのことが
わたしにはよく分かりません。
消化されない大きな分子のまま、
小腸で吸収されるとは思えないし・・・
すみません、誰か教えてください

コラーゲンを多く含む食品をいくら食べたって、
それが体内でコラーゲンとして働くなんてことはないと思います。
基本的に、タンパク質はアミノ酸レベルまで
バラバラに分解されてから、小腸で吸収されます。
もし、食べたコラーゲンがそのままコラーゲンとして働くなら、
人間のコラーゲンの中に、鶏や豚のコラーゲンが混ざっちゃいますよね

いろんな肉や魚、乳製品、大豆製品などを食べて、
アミノ酸をまんべんなく取ることが大事だと思ってます

おっと、なんだか話が逸れちゃいましたね。
本の内容の紹介を続けましょう。

・健康に暮らすために
食事に気をつけていても、病気になることはあります。
そんなとき、原因を探るのに役立つのは観察日記です。
どんな項目を記録すればいいかというと・・・
天候(気圧)、気温、湿度、月の状態(満月、新月)、
食事内容、その日の出来事(来客、旅行、特別なイベント)、
医療事項(ワクチン接種、予防薬)、その他(体重、排泄物の変化)。
気圧の変化も重要だそうで、
ただ「晴れ」や「雨」だけじゃなくて
「大きな低気圧」とかもメモっておくといいみたいです。
月の状態ってのも重要なんですねぇ

こういうのをきちんと記録をしておけば、
もしかしたら面白い周期が見つかるかもしれないですね。
食事の次に重要なのは、もちろん運動ですよね!
適度な運動は身体を温めて、循環をよくします。
筋肉が活性化されると、エネルギーの燃焼が効率よく行われます。
強い筋肉は関節を支えるためにも必要です。
ここで、いろんな運動(散歩レベルからドッグスポーツ、
ハイドロセラピーまで)の例が挙げられてるんですけど、
ある一文を読んで、ちょっと笑っちゃいましたヨ

「牧羊犬や狩猟犬などは、作業能力を刺激できる場所(たとえば牧場など)があれば利用しましょう」

利用しましょうって・・・
「すみません、うちのコの運動のために
ちょっと羊を追いかけさせてください」とか
牧場主にお願いすればいいんでしょうか?
こんなお願いを快諾してくれる牧場ってあるのかしら???
ま、あったとしても、
よつばは羊から逃げるだけだけどぉ〜
(六甲山牧場で証明済みですから!)
さて、次に紹介する本は、
手作り食推進派として本村さんと双璧をなす、
須崎さんの著作を予定しています。
が、いつ記事にできるかは未定です〜
あくまでもわたしが個人的に気になったポイントだけを
記事で紹介しています。
記事にする際に削った内容もたくさんあります。
興味を持たれた方は、ぜひご一読を!
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いろいろ勉強になりました〜
でも、食餌台ってダメなんだ?
老犬のショウちゃんが食べにくそうにしてたのがきっかけでみんな使うようになったんですけどね
胃捻転、シェパなどの大型犬がなりやすいようですが、シェルティもなる可能性ありますもんね
台、どうしようかな〜
| ネジバロ | 2010/02/21 15:30 | URL | ≫ EDIT